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相続問題!兄弟が生前贈与で財産を独り占めしていた。
相続問題は普段から仲の良い兄弟であればスムーズに遺産分割が進むのですが、相続問題でこじれるケースは非常に多いのが実情です。
親の面倒を見ていた兄弟が、親が亡くなる以前から財産の贈与を受けていたという事が、遺産分割の協議が始まった段階でわかるという事も少なくありません。
嫌なお話になってしまうかもしれませんが、被相続人が生きているうちから亡くなった時のことを見越して動いている方もいるようですので、相続問題に発展する前から専門家のアドバイスをもらいながら合理的に動いていく必要があります。
被相続人の遺志を尊重する為にも、遺産分割はスムーズに進めていきたいものですが、財産を独り占めするようなケースもありますので十分ご注意ください。
兄弟が生前贈与で親財産を独り占めしてしまうケース
家族と言っても、兄弟というのは、仲が良いという訳ではありませんよね。兄弟と反りが合わないという方は少なくないですし、普段連絡を取らない兄弟もたくさんいます。
そういったご兄弟が相続問題に直面した際に、親の介護などをしていた兄弟が親の遺志とは関係ないところで財産を独り占めするという事は、倫理的に見ても認められない行為です。
被相続人が認知症などを発症していた場合や、施設に入っていた場合などは遺言書の無効請求などを行ったケースもありますので、相続問題で財産を独り占めされそうな場合は、早目に対処する必要があります。
◆代表的な相続問題における身辺調査◆事例紹介
大手企業で転勤や単身赴任を繰り返してきたIさんは、父親の近くには住めない事情があったという事もあって、姉に父親の世話を任せていたそうです。
父親が認知症になって、施設に入ってからもたまに施設に顔を出しに地方から戻ってくることしかできなかったそうですが、姉が実家の売却の話を勝手に進めてしまったり、すでに亡くなっている母親の財産も独り占めしようとした事から、勝手に財産を処分する事はやめてほしいと伝えていたそうです。
しかし、父親の意思だという言い張る姉の行動に違和感を感じ、父親に確認するとどうやら違う様子。
遺言書もあるというが、その内容も見せてくれず、本当に父親が書いたのかを確認したいという。
相続問題で財産を独り占めさせない方法
Iさんの場合は、早目に相談に来ていただいた事と、父親がまだ軽度の認知症だったという事が幸いでした。当興信所の調査結果では、父親の多額の預貯金も父親の許可なしに動かしていたことや、父親の意思とは違う遺言書の内容で強引にサインさせていたことが発覚しました。
施設の方からの証言も取れたことから、父親と話して弁護士と遺言書の作成をし直すという事が出来ました。
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◆相談員からアドバイス◆ 兄弟がいる場合の相続問題は、被相続人が生きている間に、自分に有利な遺言書を作成させようとしたり、知らないうちに預貯金を動かしたりすることも少なくないのです。
財産を独り占めされない様に、きちんとした調査による情報収集や、弁護士との連携が求められます。
一度取り決めた遺産分割協議をやり直すという事は大変な事ですので、全てが決定する前に、相続問題を解決しておく必要があります。 被相続人の遺志を尊重するという事に重点を置いて進める事を優先すると独り占めしようとした人も理解してくれることが多いようです。
相続に関する調査料金例 期間短期間/難易度A
一般的な相続調査の料金例です。※すべての調査が下記の調査料金で行われる訳ではありません。
事実確認調査 基本料金 | ¥150,000 |
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成功報酬 | ¥200,000 |
経費(交通費など) | ¥14,000 |
合計(税込み) | ¥364,000 |
専門の相談員が、弁護士との連携を元に調査に取り組んで解決する事が可能です。
また、初めてのご依頼・ご相談でも、相談センターをご利用頂く事で、どのような事に取り組めば良いかという事がわかると思います。
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