【相続トラブル！】兄弟の居場所や連絡先が解らない場合の尋ね人調査

　

【相続トラブル！】兄弟の居場所や連絡先が解らない場合の尋ね人調査

　
相続に関するトラブルは兄弟の仲の良さで、遺産分割協議がスムーズにいく場合と、非常に長びく場合があるのをご存知でしょうか？

元々、兄弟が仲良くなくて疎遠だったというような場合、被相続人が亡くなられたことを知らせて、遺産分割協議にも入れないでいるという方の為に、尋ね人・行方調査があるのです。

被相続人の遺志を尊重する為にも、遺産分割はスムーズに進めていきたいものです。

兄弟の居場所がわからなくて相続手続きが進まない場合

家族、特に兄弟というのは、仲が良いという訳ではありませんよね。兄弟と反りが合わないという方は少なくないですし、居場所さえ分からないというご兄弟もたくさんいます。

そういったご兄弟が相続問題に直面した際に、居場所の解らない兄弟がいると相続の取り決めを行う遺産分割協議書も作れないまま、手続きが進みません。

そういった場合は、尋ね人調査、行方調査と呼ばれる調査によって居場所を明らかにして、書面が代理人（弁護士）を通じて協議を進める事が重要です。

◆代表的な相続問題における尋ね人調査◆事例紹介

昔から弟さんとそりが合わず、結婚式などがない限りは会う事もなかったという神奈川県にお住いのMさん。弟さんについて知っているのは15年前の住所や連絡先だが、父親が亡くなった時も連絡が取れずに葬儀にも現れなかったそうです。

もともと仲が悪かったという事もあり、葬儀に来ない事は気にならなかったのですが、その後の相続の手続きに影響があると思い、親族に聞いて回ったというのですが、誰も居場所も連絡先も知らないというのです。

他の兄弟の為にも、早く遺産分割協議を進めたいMさんは、相談センターにお越しになり人探し・尋ね人調査を行う事に・・・。

少ない情報からでも、尋ね人の捜索や行方調査は可能です。

Mさんの持っている情報は基本的な情報（名前・生年月日など）しかなく、古い情報ばかりだったので時間は多少かかりましたが、弟さんの居場所を発見。

直接Mさんと話すと、話がこじれると判断したので、弁護士を通じて遺産分割協議書にサインをして頂き、無事に相続の手続きが完了いたしました。

◆相談員からアドバイス◆ 兄弟であっても、長年にわたる溝の深さはなかなか埋められるものではありません。

しかし、被相続人の遺志や伝えたかったという言葉を聞いて手続きがスムーズに進むことは珍しくありません。

専門家との連携を取りながら、尋ね人の調査を行うことも大切ですが、被相続人の遺志を尊重するという事に重点を置いて進める事を優先すると解決が早い事が多いようです。

尋ね人行方調査料金例　期間短期間／難易度C

一般的な夫の尋ね人調査の料金例です。
※すべての調査が下記の調査料金で行われる訳ではありません。