高齢の父親が再婚する場合は、財産目当てかどうかを身辺調査

　

高齢の父親が再婚する場合は、財産目当てかどうかを身辺調査

　
高齢者の父親と親しくなって再婚をしようとしている女性が現れた場合、本当に純粋に一緒になりたいのか？親族としては心配になることと思います。

特に６５歳以上の再婚の場合、財産や生活の為に再婚することも少なくなく、ご家族の方は素行調査を行っておく必要があるという事を知っておいて頂ければと思います。

仮に再婚をした後に父親が亡くなった場合、財産の２分の１を相続する権利が後妻の女性にも発生してしまうのです。

お子さんたちからすると、納得できないという事もあると思いますので、再婚してしまう前に身辺調査を行って「どんな人なのか？」を確認しておく意味合いは大きいのです。

高齢で再婚した最悪のケース【財産目当ての身辺調査事例】

７０歳の父親が５０歳過ぎの女性と再婚をしたいという事で、身辺調査を行った結果、過去にも４回ほど結婚を繰り返してその度に財産分与で大きな財産を得ていたというケースがあります。

そういった場合、亡くなる前から財産を自分のものに切り替えようとする女性も多くいます。

痴ほう症や認知症を発症してしまうと、そうしたリスクは高くなりますので、ご家族の方が守ってあげなければ被害を受ける事になりますので、ご注意ください。



　

◆「高齢の父親」財産目当てかどうかの身辺調査のケース◆事例紹介

　 ７１歳になる父親が暮らす実家に、６０歳ぐらいの女性が来て身の回りの世話をしているようだという事を妹から聞いて、不審に思ったというKさん。
　
　 実際に父親に確認してみると、半年ほど前から親しくしているというので、今後どうするのかを聞いてみたところ、いつか再婚したいと考えていると言ったことから、問題は深刻に。
　
というのも父親には不動産などの財産があり、いずれは２人兄弟でわけるはずの財産を２分の１その女性に取られてしまう可能性が出てきたのです。

相続放棄をするなら再婚を認めると父親とその女性に話したところ、断られてしまったそうです。

身辺調査の結果、前の夫も２年前に亡くなっており、その時も遺産を相続している事が判明。

また、父親に隠して持っている財産があること。親密な関係の別の男性がいる事が判明。

父親を説得して再婚の話はなかったことになりました。

◆相談員からアドバイス◆ 高齢の男性に近づき、親切に接することで老後を一緒に暮らそうと思わせる手口で再婚をしようとする女性は少なくありません。

実際に父親の財産の全てを生前贈与で奪われた家族もいますので、おかしいと感じた場合には早目に専門家に相談しましょう。

身辺調査を行う事で、財産を奪われる被害を食い止めたり、父親の目を覚まさせることも可能ですので、専門家のアドバイスを活用しましょう。

料金例　期間短期間／難易度A

身辺調査の料金例です。
※すべての調査が下記の調査料金で行われる訳ではありません。